私たちが普段の生活で食べている食事には、塩分が含まれていて、意識や注意をしていなければ、過剰摂取になるのはとても簡単です。
現代では、様々な食品があふれていてジャンクフードやインスタント食品、コンビニなどでも手軽に食べ物を買うこともでいて、おいしい食べ物もたくさんあります。
ですが、健康的にはとても注意が必要になり、例えば成人女性の、一日の塩分の摂取目安は約7gですが、この7gはカップラーメン1つ食べただけで軽々と超えてしまう量でもあります。
塩分の過剰摂取を習慣にしてしまうと、ダイエットや美容面・健康面にも悪影響を与え、様々な病気の原因になってしまうこともあります。
そこで今回は塩分に注目し、過剰摂取するとどんな悪影響があるのかをご紹介していこうとおみますので、是非皆さんも参考にしてみてください。
塩分の過剰摂取で起こる身体への悪影響とは?

1.体のむくみ・ダイエットに悪影響
女性は特に、仕事終わりに足がむくんだり、靴がきつく感じたりすることがあるかと思います。
その他に、毎晩むくんだり・朝起きると手足がむくんでいたり、顔がむくんだりする人は原因として、塩分の過剰摂取が問題かもしれません。
塩分を摂りすぎることで、いつまでもむくんだ状態が続き、ダイエットなどにも悪影響を与えることがあります。
逆に言えば、むくみを改善するだけでも、見た目にもかなり違いが現れたり、減塩することで体型もスリムに見せることにも繋がります。
ダイエットを始めるにあたって、まず最初に減塩から始めることでより効率的にダイエット効果を上げることも期待できるようになります。
2.血圧の上昇・様々な病気を招く
塩分は血圧を調整したり、体内の水分量を一定に保ったりなど、身体に必要な楽割を果たすものでもあり、本来は悪い物ではありません。
しかし、過剰摂取することで血圧の上昇を起こし、それによって動脈硬化や脳梗塞・心筋梗塞などの病気にも繋がることもあります。
3.血液ドロドロ・血管年齢の老化
塩分の過剰摂取によって、血液中の塩分濃度が高くなり、それを薄めるためにさらに多くの水分を身体が欲することになり、それが余分な水分となり、むくみに繋がります。
これによって、体液中の水分を除去する作用のある腎臓の働きを鈍らせてしまい、血液がドロドロ状態に繋がり、血流も悪くなってしまいます。
そうなると、体内に新鮮な酸素や栄養素が十分に行き渡らなくなってしまい、老廃物や有害物質が体内に溜まりやすくなり、血管の老化にも繋がってしまいます。
塩分の摂りすぎになりやすい食生活とは?

塩分は多くの食品に含まれていて、とても簡単に一日の摂取目安を超えてしまいます。
次の項目に一つでも当てはまるものがあれば要注意です。
・野菜や果物・海藻類を食べることが少ない
・ラーメンやうどん・パスタを食べることが多い
・外食やスーパーなどのお惣菜を良く食べる
・濃い味付けを好んで食べる
・タレやドレッシングをたくさんかけて食べる
・毎食汁物を食べている
・お菓子、ハム、ベーコン、シリアルなどの加工食品を良く食べる
・ごはんよりパンを良く食べる
以上の項目に当てはまる方は、それを改善するだけでも塩分の取りすぎを防ぐことが期待できます。
塩分の取りすぎを防ぐための食習慣とは?

1.カリウムを豊富に含む食品を食べる
カリウムは体内の余分な塩分を、体外に排出してくれる作用があり、塩分の多い食事をする時などに、一緒に食べるようにすることで塩分の取りすぎを防ぐ効果が期待できます。
カリウムを多く含む食品とは…
じゃがいも・切り干し大根・枝豆・ほうれん草・レタス・トマト・きゅうり・キャベツなどの野菜や、りんご・バナナ・アボカドなどの果物、海苔・ひじき・わかめ・もずくなどの海藻類などにも豊富に含まれています。
これらの食材を塩分の多い食事と組み合わせることで、余分な塩分の排出を促すことができるため、塩分の取りすぎに効果を発揮します。
2.塩分の少ない調味料を使う
塩味を好んで料理に使う人も多いかと思いますが、塩の代わりに塩分の少ない調味料を使うことで、塩分の取りすぎ予防にも効果があります。
例えば、からし・唐辛子・ごま油・レモン・ハーブなどのスパイスや香辛料を使うことで、減塩に繋がります。
調味料を選ぶ時なども、表示などを確認してより塩分の少ない物を選ぶことも大切です。
最近では、減塩の調味料や食品もたくさん販売しているので、それらを選んで使うことでも減塩に繋がります。
ポイント
塩分の多い調味料の順番とは…
しょう油>ポン酢>ソース>ドレッシング>ケチャップ>マヨネーズ>お酢
このような順番で多くなっています。より効果的に減塩し調味料を使うのであれば工夫も必要です。
例えば、とんかつにはソースではなく、ケチャップを使う。
サラダにはドレッシングではなく、マヨネーズを使う。
豆腐にはしょう油ではなく、ポン酢を使う。
などのように、より塩分の少ない調味料を選ぶことでも減塩につなげることができます。
まとめ

私も、ダイエットを始めてから減塩を心がけてなるめく薄味にしたり、塩分の少ない調味料を使ったりしていくうちに、むくみなども改善しました。
さらに、味の好みも変わり素材の味がしっかりと感じられるようになったため、薄味でもおいしく食事ができるようになりました。
また、体質改善にも繋がったりなどメリットもたくさんあり、とても減塩の効果を感じています。
これからダイエットや健康的な体作りを始めようと思っている方も、まず減塩などの食事の見直しから始めてみてはいかがでしょうか??
これからも、無理のない健康的な体作りやダイエット、腸活・免疫力アップを心がけて皆さんも一緒に頑張って行きましょう!!