皆さんは普段からコーヒーは良く飲みますか??
私はコーヒーは好きで毎日飲んでいますが、今はダイエットにも役立つので、一日2杯ぐらいを目安に飲みすぎないようにしています。
コーヒーの健康効果はここ最近では有名になり、それをきっかけに飲むようになった人もいるかもしれません。
ですが、どんな食品にも食べ合わせの良くない食品が存在しているのも事実です。
そこで今回は、コーヒーと相性の悪い食品に注目して、どんな食品があるのか、どんな悪影響があるのかを前編・後編にわたってご紹介していきます。
皆さんも是非参考にして、食べ合わせに注意して毎日の食生活に取り入れてみてください。
なぜ食べ合わせに気を付けなければならないのか?

1.コーヒーに含まれているカフェインの作用
コーヒーに含まれている、カフェインには覚せい作用や利尿作用があることは、知っている人も多いと思いますが、眠気を覚ましたり体内の老廃物を排出するのにとても効果的な成分です。
ですが、このカフェインに含まれている、利尿作用が時には悪い方向に作用することがあります。
例えば、食べ合わせの悪い食品と一緒に摂取することによって、摂取したい成分・栄養素が体内で吸収されないまま、カフェインの利尿作用によって体外に排出されてしまうことがあります。
2.コーヒーに含まれているタンニンと鉄分を一緒に摂ると
コーヒーにはカフェイン以外に、コーヒーの渋みの素でもあるタンニンが多く含まれています。
タンニンには、強い抗酸化作用があり老化やがんなど病気の原因にもなる活性酸素を除去して血管や細胞などの老化を抑える効果が期待できる成分です。
ですがタンニンを、鉄分の多い食品と一緒に摂取することによって、鉄分の吸収を阻害してしまうことがあります。
このような理由があるため、コーヒーと食べ合わせの悪い食品を知っておくことで、摂取したい栄養素などを無駄にすることも防止することができます。
コーヒーと食べ合わせの悪い食品とは
1.チョコレート

チョコレートとコーヒーは、味の相性は良く間食などのおやつの時にしている人も多いかもしれません。
ですが、健康面・栄養面から見てみると相性は良くなく、コーヒーにはカフェインが含まれていますが、同じくチョコレートにもカフェインが含まれています。
つまり、二つを一緒に摂取することで、カフェインの過剰摂取に繋がる場合があります。
カフェインを過剰摂取することによって、睡眠障害・脱水症状・嘔吐・頭痛などの原因にもなるため注意が必要です。
もちろん、それをわかっていれば摂取量を減らすなど少量ずつにすることで、過剰摂取は防ぐことも出来るので一緒に食べても安心です。
2.糖質の多いお菓子類

チョコレートと同じように、甘いお菓子とコーヒーの組み合わせは味の面からいえば最高ですが、健康面においては相性は良くありまん。
お菓子には糖質が多く含まれていることが多く、コーヒーと一緒に食べることで中性脂肪に変わってしまい太る原因にもなります。
というにも、コーヒーに含まれているカフェインには、糖質がエネルギーとして消費される前に、中性脂肪に変えてしまう働きがあるからです。
そのせいで、血液がドロドロになったり、脂肪を増やす原因にもなり、糖尿病のリスクも高まってしまうため注意が必要です。
3.サプリメント類

よく、薬などはお茶やジュースで飲まないようにと言いますが、サプリメントも同じで、含まれている栄養素がコーヒーのカフェインと結びついて、体内で吸収されずに体外に排出されてしまうことがあるからです。
もちろんコーヒーに限らず、緑茶・ウーロン茶・紅茶などのお茶類や、その他のカフェインの含まれているエナジードリンクなどでも同じことです。
なので、サプリメントや薬などを飲むときには必ず水や白湯で飲むようにすることで、無駄にすることもなくしっかりと吸収することができます。
4.鉄分の多く含まれている食品

最初にもお話ししたように、コーヒーに含まれているタンニンの影響で、鉄分の吸収を阻害されてしまう可能性があります。
鉄分の多い食品には…
ひじき・国産大豆・あさり・レバー・プルーン
などがあり、これらの食品とコーヒーなどのタンニンを含む物を同時に摂取したり、食後に飲むことは避けることをおすすめします。
さらに、他にも比較的鉄分の多く含まれている食品には、肉類・豆類・牡蠣・ほうれん草などもあるため、注意が必要です。
後編に続く ↓