前回に引き続き、コーヒーと食べ合わせの悪い食品をご紹介していきますので皆さんも是非参考にしてみてください。
前編をまだ見ていない方はこちらから ↓
コーヒーと相性の悪い食品
5.防カビ剤が使用されている果物類

防カビ剤が使われている果物とは、特に海外から輸入されたオレンジやグレープフルーツ・レモンなどを含む柑橘類や、バナナなどの果物です。
防カビ剤は、単体であっても人体に影響を与える可能性がありますが、コーヒーに含まれているカフェインが防カビ剤に反応すると、発がん物質が発生するリスクがあるため、相性は最悪です。
国産の物は、規制もあるため特に問題はないそうですが、使用されている場合は品質表示などに『チアベンダゾール・TB2・防カビ剤』などの表示があるためしっかりと確認することも重要です。
先ほどもお伝えしたとおり、防カビ剤は単体でも人体には有害なものなので、コーヒーと一緒に食べることがなくても、妊婦の方や子供が食べるのには注意が必要です。
6.チーズ・ヨーグルトなどの乳製品

前半の最初にもありましたが、コーヒーに含まれているカフェインにはカルシウムの吸収を阻害してしまう作用があります。
そのため、カルシウムの含まれているチーズやヨーグルトなどの乳製品を一緒に摂取したり、食後にコーヒーを飲んだりすることで、カルシウムの吸収が十分にされなくなる恐れがあります。
最近では、カルシウム強化食品も多いため、せっかく健康のためにと食べても意味がなくなってしまいます。
カルシウムの働きなどに関する記事はこちら ↓
7.亜鉛を多く含む食品

こちらも、前編でご紹介した鉄分と同じように、亜鉛の多く含まれた食品を、コーヒーと一緒に食べたり、食後に飲んだりすることで、コーヒーに含まれているタンニンが影響して亜鉛の吸収を阻害する恐れがあります。
亜鉛が不足することで、免疫力の低下を始め様々な健康トラブルを引き起こす原因になってしまいます。
亜鉛を多く含む、かぼちゃ・牡蠣・ナッツ類のどの食品を一緒に食べたりすることは避けるようにしましょう。
亜鉛の働きに関する記事はこちら ↓
8.みかん

あまりミカンとコーヒーを一緒にする人はいないかもしれませんが、ミカンには、シネフリンという成分が含まれていて、血流を促進させる成分の1つです。
コーヒーと一緒に摂取することで、心臓や血圧に悪影響を及ぼす可能性があるそうです。
9.ゆで卵

茹で卵は、完全栄養食とも言われているように、食物繊維とビタミンC以外の栄養素が含まれているそうですが、もちろん亜鉛や鉄分なども含まれています。
そのため、コーヒーと一緒にすることでそれらの栄養素の吸収を阻害する恐れがあるため注意が必要です。
特に、ダイエットや健康ブームで、タンパク質である卵とダイエット効果も期待できるコーヒーを朝食で一緒に食べる人も多いかと思うので、より効果的にお互いのパワーを引き出すためには、一緒にしない方がいいかもしれません。
まとめ

このように、せっかくの栄養素がコーヒーなどに含まれている成分によってうまく吸収されなくなってしまうことがありますが、もちろんコーヒーに限った事ではありません。
カフェインやタンニンは他の飲み物にも含まれているものですが、特にコーヒーには多く含まれています。
体内で重要な役割を果たし、普段から不足しがちな栄養素も多いため、せっかく食事から良い栄養素を吸収しようと思っても、コーヒーや、それに含まれる成分などの作用を知らずに一緒に摂取していては意味がありません。
健康やダイエット目的で、バランスの良い栄養摂取やコーヒーを飲むようにしている人も多いと思うので、こういった情報を知っておくだけでも、より効果的に改善することも出来ます。
私もそのうちの一人なので、今回食べ合わせの悪いものがあると知ってからは、十分に時間を空けてからコーヒーを飲んだり、効果的なタイミングで飲むように心がけています。
皆さんもこれを機に、自分の食生活を見直して改善してみてはかがでしょうか??
これからも、無理のない健康的な体作りやダイエット、腸活・免疫力アップを心がけて皆さんも一緒に頑張って行きましょう!!